インタラクティブエージェンシーってなんだ

最近よく、「インタラクティブエージェンシー」という言葉をよく見かける。実は、この言葉の意味がよくわからない。わからないから、他人に聞いてみたり、自分で調べてみた結果、以下のようなものだと知る。

米国ではネットバブルのころに、ネット領域を専門にしたエージェンシーが台頭してきたが、それらは出発点別に主に3つのタイプに分けられる。ひとつはダイレクトマーケティングサービス系の代理店、ひとつはウェブテクロノロジー系代理店、そして広告コミュニケーション系の代理店である。一時は企業サイトの開発運営をサポートするのが中心のSIPS(Strategic Internet Professional Service)と呼ばれるサービス業態がもてはやされた時期もあった。
現状欧米の広告業界で、大きな勢力になっているいわゆる「インタラクティブエージェンシー」は、これらの文化が、広告コミュニケーション開発文化を中核にしながら融合したものといっていい。企業のウェブマーケティングが、ダイレクトマーケティングだけでなく、マスマーケティング系のブランディング活動にも大きな市場を形成する米国の状況が、こうした広告会社を成長させている。特にインタラクティブなコミュニケーション開発、要するに「インタラクティブなブランデッドコンテンツ開発」の市場と文化が形成されつつあるのが大きい。
日本にはインタラクティブエージェンシーが存在しない?:コラム - CNET Japan

だ、そうだ。広告業を営んでいる人に聞くと「一方的な広告でメッセージを伝えるのではなく、相互間でやり取りが形成&アプローチができる手法を行っている会社、のようなものですかねぇ」と、仰る。ふうむなるほど。まあ、そういったことを専門にやっている会社なんだろうか、となんとなくわかった気になる。なんとなく。世の中は非常にカタカナが溢れている。
こういった流れを見ていつも思うのは、広告主って何をしているんだろうなぁ、ってこと。インタラクティブに何かやるってことは、要するに、お客さんと一緒に自社のブランドを楽しむということ。確かに、驚異的なネットの進化とユーザーの増加・リテラシーの向上は、一人ひとりへのアプローチできるようになったけど、昔っから、お客さんを巻き込んで何かやるってことはあったと思うんだよね。
例えば、僕が社会人一年目の土日に無人島にキャンプ(野宿?)しに行った帰りに寄った、ヤクルト本社のお祭りとか。ヤクルトが地域住民を巻き込んで、無料でヤクルト配ったり、安価でジュース売ったりするお祭り。何十年もやっていて、僕の友人はまるで自分の家のことのようにこのお祭りの魅力を力説しててさ、強烈なファンになっていた。
こういった、強烈なファンを、参加型のコンテンツやクリエイティブで作りだすための提案をする会社がインタラクティブエージェンシーなんだろうか。だとすれば、広告主以上にクライアントの強みを知っていて、尚且つ、プロモーション方法に長けていないとできないんじゃないだろうか。
と、考えたら、広告主の皆さん頑張れよって思う。自戒も込めて、そう思う。ああ、でも、そうか。サイバーエージェントの藤田社長も最初は「インターネットの営業をやる会社を作る!」と言って起業し、当初目新しかったネットに「面白そうだね」と言ってくれた企業が投資をしてくれたから今があるから、例えば、「インターネット上でユーザーを巻き込みながら展開する広告をします!」と云う売り文句で、コンテンツなどをコンサルティングするところに、ビジネスのチャンスがあるのかもしれない。
でも、ネットだけのコミュニケーションでどこまでの範囲がカバーできるんだろう。そこが疑問。