血と肉にしなければ、経験はただの消費で浪費。

日曜の昼間から銭湯に入るのは、暇な毒男と老人と相場が決まっており、湯船の中で、高齢者達の滑舌の悪い会話に耳をたてるも、予想通りか何を言っているのかさっぱり判らずBGMとして聞き流す、思考にゆっくりとブレーキがかかっていき、冷え性の手足がカッカしてくると共に頭がぼーっとしてくる。いささかのぼせ気味で風呂を上がり、コインランドリーで洗っていた布団をスポーツバッグに押し込み、だらだらと、自転車に乗って、オンボロアパートの我が家へ戻る。屋上にて洗濯物を干そうと思った矢先、雪が降る、まあしかし天気は悪くないので所詮この雪も一過性のものであろうとたかをくくり、寒空の下、物干し竿にシーツ、シャツ、枕カバーやバスタオルを無造作にかける。気になって暇をみては外の様子を窓から伺っていたンだが、お天道様の機嫌もそこそこ上々のようで、ほっと胸をなでおろす。
これは誰にでも当てはまることだとは思うのだけれども、時間があると、生産的なことよりも、どちらかというと消費活動に精を出してしまう。たまに見るサイトのまとめ読みなど、まさに典型的な行為で、小飼弾氏と内田樹氏のブログをひたすら読み続ける、過去ログなどいくら読んでも一日で消費できるものではないのに関わらず、普段使わない頭が疲れるくらい読んで、結果、疲れる。そして、毎度のことではあるが、自分の琴線にバシバシ触れる言葉を読んだからにはこれをアウトプットして血と肉にしなければ、結局、ああ面白かった、しっかりせねばいかんなぁ、1週間くらいはシャキっとして気がつけばいつもどおり、そんな毎日が戻ってくるのは目に見えている。アウトプット、ウェブでログ。日曜ならではの精神状態。でも日曜は怠惰に過ごす。ハイテンションなのは、いつだって気分だけ。