食品の裏側

食品の裏側―みんな大好きな食品添加物

食品の裏側―みんな大好きな食品添加物


食品添加物にまつわる話。これは、非常に読みやすい。「あれがだめだ」「これがだめだ」とか、カタカナの添加物を羅列して、危険性を訴える本ではなく、食品添加物を売っていた人の、添加物に対するエッセイみたいな感じ。人を中心に添えて話を展開するから、とても共感しやすい。
だから、この本を読んだからといって、危険な添加物について詳しくなるわけではない。「添加物」はどういった目的で使われているのか、販売や生産をしていたサイドからの視点が判るのがキモ。食べ物というものが安易に、しかも低価格で手に入ることに疑問を持とう、というのが本著の目的。
そんな啓蒙系の本に、これだけは気をつけろと書いてあった添加物は、「たんぱく加水分解物」と「ブドウ糖果糖液糖」。ブドウ糖果糖液糖の説明が怖かった。

砂糖も血糖値を上げるといわれますが、砂糖のほうは体内でブドウ糖と果糖の2つに別れて吸収されます。しかし「ブドウ糖果糖液糖」は、最初からブドウ糖と果糖に分かれているため、あっという間に吸収されて血糖値がハネ上がってしまう。
要は点滴と同じなのです。

果汁ゼロのあの妙に甘い飲み物のことかー。
今日、スーパーで買い物していたのだが、いろんなものに「ブドウ糖果糖液糖」が入ってて吃驚。僕の好きな「飲むヨーグルト」にも入ってて、がっかり。最近どんどん、食の幅が狭くなっていく。