コンテンツと広告

コンテンツ市場14兆円の中身と行方:村上敬亮 情報産業の未来図 - CNET Japan
ちょっと長くて、空白な部分が多くて、うわっ、てなるけどとっても(改行が少ない文章が好きな人にとって)、今後のコンテンツの使い方やビジネス展開を考えていく上で参考になる文章。この記事読んでて思い出したのが、フジだかどっかのテレビ局が、自身がもっているノウハウを使ってウエディング関係の仕事を展開していくっていう話。何もコンテンツだけが、バリューチェーン的に様々ジャンルに波及するわけではない。企業が持っている商品もある意味で、一つのコンテンツであるのだから、幅を広げようと思えば、いくらでも広がる可能性を秘めている。旅行代理店とか上手いなって思う。
ともあれ、コンテンツは消費されるだけではなく、その人のライフスタイルにどれだけ根付くのかがポイントになってくる。人生の行動範囲を、便利に、楽しく、有意義に如何ほどに変えてくれるのか。
クロスメディアを使っての広告展開を考えていくとき、リーチや接触頻度、ターゲットの居場所なんかより、この商品を使った場合のユーザの行動範囲を予め想定した、ユーザがこれを買ったらこういうことがやりたいな、って思わせるところへ、ポイントを抑えたプロモーションが必要になんだけど、まあ、往々にしてどこも失敗しているわけでして。広告で人の心をなんとやら、と夢ある話をよく読む雑誌などで見かけるが、広告はあくまでもきっかけを生み出すための手段であって、何かを伝えられるものではない、商品(サービス)の経験こそが、ライフスタイルに情報を食い込ませる唯一の手段だとぼくは思う。
ただ、やっかいなことに、「広告」という手段そのものが、ぼくにとって「コンテンツ」になってきている(笑)。ちょっと前の話になるけど、海外の賞を総なめにした「ユニクロック」っていう、ユニクロの広告があるんだけど、あれを褒めちぎっている人は、「広告」を意識的であれ、無意識であれ「コンテンツ」として認識しているんじゃないだろうか、と穿った見方をしてしまう。いや、あれはそもそもコンテンツか。まあいいや。「広告」は文化なんです。コンテンツなんです。
で、話を戻すと、コンテンツの切り口だけど、上記の筆者は「ネットを特別視しないで全体を見るということ」と言っているが、それでもぼくは、やっぱり、ケータイであったりRFIDだったりとITとか広義のネットワークの力が、コンテンツのあり方を変えていくと思っている。