日本のブルーオーシャン戦略

日本のブルー・オーシャン戦略 10年続く優位性を築く

日本のブルー・オーシャン戦略 10年続く優位性を築く


原著の『ブルー・オーシャン戦略 競争のない世界を創造する (Harvard business school press)』を買うつもりで本屋に行ったんだが、いかんせん古い本だからブクオフにあるんじゃないかなぁ、ともやもや迷っていたところ、視線が迷った先に置いてあった本。
ページの後ろのほうに書いてあった暗記して喋りたい項目をちと引用。

既存マーケティングとの違いは?
マーケティングの役割は、顧客ニーズと企業が提供する製品・サービスを適切に組み合わせることである。極論すると、顧客一人ひとりの好みに合わせることができれば、それがベストとなる。つまり、ワン・トゥー・ワンの個別カスタマイズが理想系なのだ。だが、実際にはすべての人の好き好みに合わせるのは難しい。そこで、市場をいくつかの塊(セグメント)に分ける。これを「セグメンテーション(市場細分化)」と呼ぶ。いくつかに仕分けたセグメントに対し、経済性と打ち手を考え、セグメントに優先順位をつけて、4P(製品・価格・チャネル・プロモーション)の組み合わせを調整するのである。〜略〜
このようにセグメントを細かく分け、その違いを認識し、打ち手の組み合わせを変えるのがマーケティングのポイントである。つまり、市場の中の違いに着目するのがマーケティングなのである。
一方、ブルー・オーシャン戦略は、既存の市場ではなく、新しい大きな「需要」をつくる。
p250

と、まあ、新しい需要を切り開いた日本企業(任天堂やソニー)などの事例を取り上げて、どうやったら競争相手だらけの市場(レッドオーシャン)から離れて、競争相手のいない市場(ブルーなオーシャン)に乗り出せるのか、新しい発想を得るためにどうしたらよいのかを考えていく本。
大学の授業で使いそうな質素な装丁。いろんなフレームワークが事例と説明と一緒に紹介されている。こういうことって、勉強したことないからとても新鮮。パっと見た目は「難しそう」「分かりにくそう」って印象を受けるけど、まったくそんなことなく、めちゃくちゃ読みやすいし分かりやすい。もう一度、読み返したくなる本。