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遠回り。

日記

昼前、正確には11時か、それぐらいに起きる。先日日記に書いたもとや食堂に出かけようと身支度を整え、そそくさと出かけるのだが、あいにくの満席。合い席もできないくらいに満席。仕方ないので、繁華街のほうへぶらぶらを足を向ける。赤のれんという、夜は完全におっちゃんたちのたまり場になりそうな居酒屋で刺身定食(600円@ごはん、味噌汁、おから、漬物、刺身7切れ)をいただく。
少し気がかりなことがあって、ふらりと会社に行く。人事が総出で給与計算やらなんやらをやっていた。忙しそうだった。なにやら噂によると社長も少ししたら出社するだとか。休みの日なのに会社に来て頑張っているなどと思われるのは癪なので、急いで仕事を片づけて、逃げるように会社を後にする。
今日はまったく予定がない。月末だから金もないし、仕方ないから家で読書でもしよう。だが、このまま帰るのももったいない。いい天気だし。そんなこんなで、ぶらぶらと普段歩かない道を歩き、我が家を迂回するように住宅地の中をうろうろと右へ左へと進む。駅から少し離れると、自転車人口がとても高くなる。自転車が7で、歩く人が3くらいの割合。
たぶん、誰もが経験したことがあると思うのだが、自転車に乗っているときって歌を歌うよね。年ごろの女の子とかフンフン言っているのを横目に、のどかだなぁ、なんて思いながら町を散歩。中年夫婦が楽しそうに自転車を並んで漕いでいる。オシャレバーーンチョーーと、おっさんがまったくリズムを無視して声を発すると、おばちゃんが、かなりツボと、これまた喋るように声を発する。このフレーズだけを3回くらい聴いたところで、ようやくオレンジレンジの歌だと気が付くが、もうその時には夫婦は遠きにありて続きは聴けぬものであった。
途中で見つけた和菓子屋で、桜餅と草餅、それと芋の饅頭を購入し、家に帰って、横山光輝の『三国志』を読みながら、むしゃむしゃと食べる。市販の饅頭とは、少し餡が違う感じがした。餡が……違うのだよ、と呟き、今日一日を満足する。