薯蕷饅頭

洗濯物を干した途端、雨が降ってきた。にわか雨だったのでどうしようか一瞬迷ったが、この迷いが命取りになると思い、部屋干しに変更。
また、和菓子屋に行った。ちなみに甘栄堂というおじいさんが一人でやっていそうな店(中に誰かいるのかもしれないが、おじいちゃんしか見たことない)。大好物の桜餅を買おうと思ったのに、売れ切れときたもんだ。諦めきれず「桜餅……売れ切れなんですかねぇ」と聞いてみる「ごめんなぁ」というおじいちゃんの切ない返事。仕方ないので、草餅と田舎饅頭を購入。そして、前々から気になっていた、棚の上段に配置されているちょっときれいめな饅頭を指さして「これ……なんて読むん?じょう……じょうこうまんじゅう?」「あー、じょうよまんじゅうか(薯蕷饅頭)。これは芋から作る、最高級の饅頭やで」「へえ」「ごつごつした不細工な芋から作るんやけど……なんたらかんたら……神様になんたらかんたら……よそではもうちょっと高くつくけどな、うちのはわしが作ってるさかい……かんたら」「じゃあ、一個食べてみるわー(130円だし)」
家に帰って検索しながらむしゃむしゃと饅頭を頬張る。ひょー。薯蕷饅頭とやら、高い店だと一個500円もする。サイズにもよるけど大体200円か300円くらいか。ううむ。130円は安いな。説明にもあるとおり、皮がしっとりしててとても上品な感じ。祝い事に出される饅頭なので、意外に食べ慣れている味。そういやこんな味だったな的な美味しさ。