難民探偵

久しぶりに西尾維新を読んだ。
ううん、なんだろうな、この物足りなさ。ミステリとしても微妙だし、西尾維新に求められている言葉遊びやラノベ的というか小説的というかアニメ的というかそんな世界観もいまいち。
読みやすくて、これといった不満はないのだけれども、いたって普通な小説。ミステリに重きを置いているのではなく、就職や働くことをテーマの軸に置いている感じ。
主人公の子を紹介する時に書いた手紙や探偵の奥さんの謎の名前だけの登場とか、回収していない伏線がちらほら。シリーズ化はしやすい形態だけれども、ううん、続編は出版されないような気がしてならない。
ハードカバーなのに、すごい本が軽い。紙質もふわふわしていて、読んでいる時に、背表紙と本とのノリで引っつけている部分がペキペキなって怖かった。

難民探偵 (100周年書き下ろし)

難民探偵 (100周年書き下ろし)