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起業のファイナンス

「起業のファイナンス」(磯崎哲也 著)を読了。

恥ずかしながら、告白すると僕はファイナンス(財務)やアカウンティング(経理)の知識がまったくない。感覚もない。

だから、海外のIT系の会社の成功物語を読んでいても、VC(ベンチャーキャピタル)が出てきてポンと大金をくれるという話が、不思議で仕方なかった。株を多く持っていることが会社を支配するくらいは知っていたから、VCが出てきて「君の会社の価値はいくらだ」と言ってお金を出し、会社の株式の大半を持っていかれてたらどうするんだろう、というか、どれくらい、何を基準にしてお金を投資するのだろうか――。と、分からないことだらけ。

そこで、いろいろ調べていたら、本著がいろんなところで褒められていたので購入。決めてとなった記事はこれ。
「しっかりしろ起業家たちよ。日本の間違いだらけスタートアップ・ファイナンス」
http://diamond.jp/articles/-/19466

めちゃくちゃ分かりやすい入門書。ブログやメルマガ、大学での授業をベースに作られたというので、堅苦しい専門用語ばかりではなくて、とても読みやすい。ところどころ、著者の感想や気持ちが載っているので、感情移入をして読める教科書って感じ。

ファイナンスの面から語るから、起業そのものに関する話や事業計画書の意義、ストックオプションから資本政策、投資家との付き合い方など、とっても明瞭。起業の方法の書籍は腐るほどあるが、起業してから金回りのことを書いてある本はとても貴重。

さらりと簡単に書いてあるけど、なんどかきちんと読みなおして勉強したい本。お薦め参考図書一覧も書いてあるのでありがたい。

起業のファイナンス ベンチャーにとって一番大切なこと

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