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東淀川区の区長とお風呂に入ってきた。

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先日、「東淀川区の区長と風呂に入りに行こう!」というイベントに参加した。

内容はタイトルそのもので、ただ銭湯に入り、喋り、風呂あがりに一杯やりながら、また喋る、というもの。

参加人数は風呂に入っている時は把握できていなかったのだが、今朝、このイベントが掲載された朝日新聞を見ると14人もいたそうだ。

7時から開始とのことだったので、丁度ぐらいに着くように家を出る。

今回のイベントに選ばれたのは昭和湯という銭湯。いろんな催し事を行なっている、前のめり気味な銭湯らしい。らしい、というのもポスターやチラシなどは見かけるが、実はまだ一度も足を運んだことがなく、今回が初めてだったのだ。去年、別のイベントでこの昭和湯の中の人と知り合うことがあって、名刺交換までさせていただいたというのに行ったことがないというのは、不義理な感じで悪いなぁと思っていたので、丁度よい機会でもあった。

昭和湯ののれんをくぐると、既に脱衣所で車座になってなごやかに歓談している人達あり。ちらほら、年配の方もいる。開いている場所に腰を下ろし、偶然にも知り合いがいたので、やあやあと挨拶を交わす。

開始時間になり、発起人「ひがしよどがわどっとこむ」の中の人が趣旨を説明。曰く「区長との距離を縮めていくことが、地域へコミットする若者を生むキッカケになりえるんじゃないか」とのこと。今回のイベントは市が開催ではなく、民間の「ひがしよどがわどっとこむ」が主催。区長に一緒に風呂に入ってください!と頼んだら実現したそうな。ノリのよい区長である。

 

区長は「お風呂に入ってゆっくりもするし、この後お酒も飲んで食べたりもする業務外なことなので、気軽に喋ってください」と、言っていた。見た目は、穏やかで物腰が柔らかい雰囲気なのだが、ハキハキとした口調で簡潔に喋る感じは、今風に言えば「できるオーラ」が溢れており、聡明な印象を受けた。

とりあえず、自己紹介タイムに突入。PTA関係の人、ニートプログラマー、会社員、手品師などなど、各自が喋りたいことを勝手に喋る。

続きはお風呂で。

ということで、自己紹介が終わった後、のそのそと皆が服を脱ぎ、いざお風呂へ。

朝日新聞社の取材も入っており、湯船に入っている姿を激写。自分自身が人様に見せられるような身体ではないので、こそこそと写らないところで身体を洗う。

区長の周りはすぐに人でいっぱいになってしまい、出遅れる。というか、メガネがないので、何も見えない。わけの分からぬまま、隣に座っている人と喋っていると、役所の方らしく、区長と一緒に来たとのこと。自分のことやベンチャー支援系の話ってどうなんですかねぇと、とりとめのない話をした。

風呂からあがり、ビールを飲みながら再び区長を囲んでのトークタイム。ここでも、皆、積極的に区長に質問や要望を突きつけていて、なかなか割り込めない。むしろ、区長の隣に座っているご老人が自分語りをぼくにしてくる。

缶のふたが左右非対称デザインになっている、などと比較的どうでもよい話をご老人から伺っていると、「席替えタイム」とまるで合コンかのように、区長を囲っている人が入れ替わる。区長から遠く離れた席で、ニートと自己紹介していた人に「ニートって大変ですね」「はい。……眠い。」と気がついたらテンションの低い会話に変わっていた。

ぼく自身は直接喋れなかったが、いろいろ聞こえてきた話があった。

区長が、区長になった理由がよかった。元々は役所で働いていたらしいのだが、役所時代は身動きがぜんぜんとれなく、住民に感謝されるような仕事ができなかったのが歯がゆくて仕方がなかったとのこと。政治家にありがちな「住民のため」だけっていう美辞麗句ではなく、自分自身のやりがいを求めた&職場に不満足だったというのが、なんとなく共感できた。

あっという間に時間になり、お開きとなる。ぼく自身が質問を出来たわけではないのだが、まあまあ、他人の聞いた質問で区長の人となりが見えたので、満足のいく会であった。


余談:

その後主催者の方とかと飲みに行って聞いた話。

丁度、天王寺区がデザイナーを無償で募集をかけ炎上している真っ最中だったため、その飛び火がこのイベントにも降り掛かってきていたらしい。イベント告知にもRTが1000以上つき、やっぱりというか、誤解した方向で釣られている人も多くいたとか。後で見てみたら、中には西淀川の自民党所属の方がイベントを馬鹿にするという、下手すりゃ自爆しかねない発言をツイッターで展開しており、改めて自分の発言には気をつけなければなと思った次第。