竜馬がゆく

 

竜馬がゆく (新装版) 文庫 全8巻 完結セット (文春文庫)

竜馬がゆく (新装版) 文庫 全8巻 完結セット (文春文庫)

 

 齢30を越えてようやく、国民的ベストセラー「竜馬がゆく」を読んだ。文庫で読んだから8巻分。

「自分を坂本龍馬になぞらえるのは地雷」「読むと熱くなって志を抱いてしまう」「維新などと嘯く政党はなんやら・・・」と何かとディスられる対象になっているのを聞いていたのだが、そもそもの物語自体を知らなかったので、いつもなんとも言えない顔をしていた。ようやく読めたので、僕も一言いえるってものだ。

さて感想だが、最初の方はわりとラノベである。

年上の藩内でも美人で有名なお姫様。修行先の師匠の勝ち気な娘。サバサバ系の姉御肌の寺田屋主人。助けを求める遊女。ツンデレっぽい天然系美少女の妻・・・わりとハーレム系である。(後半はまだ出てくる)

おまけに竜馬は北辰一刀流の千葉道場代表。まさに俺つえええ的チート設定。男性に流行るわけである。

後半になってくると、幕末の史実の資料が大量にあるのか、竜馬も忙しくなるのか、あまり戦闘や色恋沙汰もなくなって維新活動に明け暮れる。登場人物が多すぎて、全てを把握できなくなるので、わりと大筋でざっくりとした理解になる。

まあ、戦闘や恋愛要素で読んでいる訳ではないのだが、どうもいまいち感情移入が出来なくて、読むのに少し時間がかかってしまった。面白かったんだが、知らない言葉が多かったので、特に気になるところは調べながら読んでいたのが、リズムに乗れなかった理由かもしれぬ。ふだん、歴史モノ読まないからなあ。

しかし、竜馬が暗殺された後の幕末の行方がすごく気になる。こうやって少しづつ幅を広げながら歴史にはまっていくのだろうか。