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2月中旬に読んだ本

 

フルサトをつくる: 帰れば食うに困らない場所を持つ暮らし方

フルサトをつくる: 帰れば食うに困らない場所を持つ暮らし方

 

pha氏のブログを三ヶ月に一回の割合で読んでいる。さらに「ニートの歩き方」も読んだ。

何かと共感できる部分が多く、いわばファンのようなものになったのであろう、この本の購入もその気持の延長線上のものである。

前作の「ニートの歩き方」では、シェアハウスなどを通じて擬似家族的なライフスタイルを紹介していた。今回は擬似故郷の話だ。都会に疲れたら、気軽に帰れる場所を自分たちで作り出そうというアイディアである。

なるほどな、と読んでいて思ったことがある。pha氏が友人と共同で別荘を買ったはいいが、飽きてしまって3年で二束三文で売ってしまったということ。

鉄腕DASHとか見ていると、いつか自分も別荘とか無人島が欲しいと思った人も多いだろう。でも数年も経つと人は「飽きて」しまうのだ。

だからこそ、本著では「文化を作る」ことや「人と会う」ことがとても大切だと説いている。人に会いに行くことがモチベーションにもなるし、定期的にイベントや面白いことをやることで、その場を楽しくしていくことがとても大切だそうだ。なんとなく、分かる気がする。

もし、自分が故郷を作るなら、どこに縁があるか考えたら、北海道だった。寒いから無理だわ。

 

妙なる技の乙女たち (ポプラ文庫)

妙なる技の乙女たち (ポプラ文庫)

 

 「妙なる技の乙女たち」

SFを読みたい欲求がむくむくと立ち上がり、実は本著を読む前にハヤカワの「SF的な宇宙で安全に暮らすっていうこと」と「量子怪盗」を手にとって、そして、挫折していた。その前置きがあってか、分かりやすいちょっと未来なSFは読んでいてとても安心する。まー、元々ファンだからなのかもしれないが。

誰も見たことがない世界、あふれんばかりの想像力や膨大な知識が必要な小説よりも、少し未来の、きっと近いうちに実現するんだろうな、という世界観が好きだ。

短編も良いのだが、やはり小川一水は長編がすこぶる面白い。そろそろ「天冥の標」に手を出す時がきたのかもしれない。(友人曰く、そろそろ終わりそうとのこと)。